積込順序と固縛の記録 - 積んだ順と荷役の時間を1便ごとに残す
3か所を回る便で、2か所目の荷物が奥に埋まっていて出せない。着いてから積み直すことになる。積込の順序は、積むときの数分と、降ろすときの数十分を交換する作業です。
そして、荷崩れや破損が起きたとき、どう積んで固縛したかが分からないと原因を追えません。この記事では、積込の記録を、順序の決め方から1便ごとの残し方まで整理します。積む前の確認は誤出荷を防ぐ方法にまとめました。
この記事の内容(13項目)
- 積込の順序は「降ろす順の逆」が基本
- 降ろし間違いが減る
- 積む時間は少し増える
- ルートが決まってから積む
- 荷崩れを防ぐ積み方
- 隙間が破損の原因になる
- 積み方を紙にして貼る
- 法令や運送業者の要件がある場合は従う
- 固縛の確認を作業に組み込む
- 扉を閉める前に一度見る
- 固縛の有無を記録に残す
- 雨天のときの対応を決めておく
- 1便ごとに残す項目
- 個数だけでも十分
- ドライバーに渡す紙と兼ねる
- 控えを手元に残す
- 届かなかったときの切り分け
- 積んだかどうかがまず分かる
- 同じ便の他の届け先に確認する
- 出荷前の確認とセットで見る
- 破損が起きたときに使う
- 破損の記録と積込の記録を突き合わせる
- 同じ品目で繰り返すなら積み位置を決める
- 記録は責めるためではない
- 積込の記録を続けるために
- 1便2分で書ける形にする
- 役に立った場面を共有する
- 単独の便は簡略にしてよい
- 積載の量そのものを見直す
- 小口の出荷が多いと便数が増える
- まとめる相談は客先の都合も聞く
- 積み残しが出た便は記録に残す
- 積込の記録でつまずきやすい3つ
- その1:ルートが決まる前に積み始める
- その2:固縛の有無を残していない
- その3:積んだ内容を記録していない
- その4:記録がドライバーに渡って戻らない
- 積込の記録にかかわる最近の動き(2026年10月時点)
- 積込の記録に出てくる用語
- 積込の記録と一緒に押さえておきたいこと
- 荷主側でも、積込の開始と終了の時刻を書いておく
- 100キロ以上の荷を積むときは、作業を指揮する人を決める
- 届かなかった荷と、破損した荷の記録をつなげる
- よくある質問
積込の順序は「降ろす順の逆」が基本
複数の届け先を回る便では、積む順番で降ろす手間が決まります。
降ろし間違いが減る
手前の荷を降ろすだけになるので、別の届け先の荷を間違って降ろす事故が減ります。これも誤出荷の一種です。
積む時間は少し増える
順番を考えて積むぶん、積込には時間がかかります。ただ、降ろすときに探す時間と積み直す時間を考えれば、合計では短くなります。
ルートが決まってから積む
回る順番が決まっていないと、積む順番も決まりません。ルートを先に決めてから積み込みを始めるのが前提になります。
荷崩れを防ぐ積み方
積込の記録は安全にも関わります。積み方の基本を、1枚にして積込場所に貼っておきます。
| やること | 理由 |
|---|---|
| 重いものを下、軽いものを上 | 重心が下がり、荷崩れしにくい |
| 隙間を作らない | 走行中に荷が動かない |
| 高さを揃える | 上に載せるものが安定する |
| 前方から詰めて積む | ブレーキで荷が前に動くのを抑える |
| 長尺物は寝かせて固定する | 倒れると他の荷を壊す |
隙間が破損の原因になる
走行中に荷が動くと、角が潰れ、箱が破れます。隙間に緩衝材を入れるか、荷を寄せて積むだけで、輸送中の破損が減ります。
積み方を紙にして貼る
応援の人や新しく入った人でも同じ積み方ができるように、基本の5項目を1枚にして積込場所に貼ると揃います。
法令や運送業者の要件がある場合は従う
積み方には法令の決まりもあります。運送事業者は、偏荷重が生じないように積み、荷崩れで落ちないようロープやシートを掛けるなどの措置をとることと定められています(貨物自動車運送事業輸送安全規則第5条)。運転者にも、積載している物の転落や飛散を防ぐ措置が求められています(道路交通法第71条第4号)。荷主側の積み方の決まりは、こうした運送事業者の要件とそろえておくと、現場で食い違いません。危険物など荷物の種類ごとの決まりがある場合は、そちらを優先してください。
固縛の確認を作業に組み込む
固縛は、やったかどうかが後から分かりません。確認を作業の中に入れます。
| 確認すること | 見方 |
|---|---|
| ラッシングベルトを掛けたか | 本数と位置 |
| 締まっているか | 手で押して動かないか |
| 角当てを入れたか | ベルトが当たる部分 |
| 扉側の荷が倒れないか | 開けたときに落ちてこないか |
| シートを掛けたか(必要な場合) | 雨天や粉じんの対策 |
扉を閉める前に一度見る
積み終わってから扉を閉めるまでの数十秒で、荷台を一度見渡すだけで気づけることがあります。この習慣を作ります。
固縛の有無を記録に残す
破損が起きたときに、固縛の状態が分かると原因を絞れます。「固縛あり・なし」の2択でよいので1便ごとに残すと、あとで振り返れます。
雨天のときの対応を決めておく
濡れると使えなくなる荷物は、シートやカバーが要ります。どの品目で雨対策が要るかを先に決めておくと、当日に迷いません。
1便ごとに残す項目
積込の記録は、1便ごとに1枚です。書く量は最小限にします。
| 項目 | 書き方 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 日付・便名 | 午前便・午後便など | あとで特定できる |
| 車両・ドライバー | 車番と名前 | 状況を確認する相手 |
| 届け先と順番 | 回る順に番号を振る | 降ろす順が分かる |
| 積んだ荷物 | 届け先ごとに、品目と個数 | 届かなかったときの切り分け |
| 積込の順序 | 奥から手前へ、の並び | 降ろすときに使える |
| 固縛の有無 | あり・なし | 破損の原因を絞れる |
| 積込担当 | 名前 | 状況を聞ける |
個数だけでも十分
品目の内訳まで書くと時間がかかります。届け先ごとの個数(箱数)だけでも、届かなかったときの切り分けには足ります。
ドライバーに渡す紙と兼ねる
積込の記録を、そのままドライバーが持っていく紙にすると、二度手間になりません。降ろす順が書いてあれば、現場でも役に立ちます。
控えを手元に残す
渡した紙が戻ってこないと、あとで確認できません。複写にするか、写真を1枚撮って残します。
届かなかったときの切り分け
積込の記録がいちばん役に立つのが、この場面です。
記録が無い
積み忘れか降ろし間違いか分からない。全員に聞いて回ることになる。
原因が特定できないまま終わる。
1便ごとの記録がある
積んだ個数がその場で分かる。積み忘れか降ろし間違いかが切り分けられる。
次の手がすぐ決まる。
積んだかどうかがまず分かる
「届いていない」という連絡を受けたとき、そもそも積んだかどうかが分かれば、動きが変わります。積んでいなければ倉庫を探し、積んでいれば他の届け先に降ろされた可能性を見ます。
同じ便の他の届け先に確認する
降ろし間違いなら、同じ便の別の届け先に余分な荷が届いています。記録に届け先が並んでいれば、その日のうちに確認できます。
出荷前の確認とセットで見る
出荷前の確認で数を確認していれば、そこまでは合っていたことになります。2つの記録を突き合わせると、どの段階で失われたかが絞れます。確認の手順は誤出荷を防ぐ方法で扱っています。
破損が起きたときに使う
積込の記録は、輸送中の破損の原因を追うときにも使えます。
| 記録から分かること | 疑うところ |
|---|---|
| 固縛していなかった | 走行中に荷が動いた |
| その荷が下のほうにあった | 上の荷の重さで潰れた |
| 扉側にあった | 開けたときに落ちた。走行中に動いた |
| 隙間があった | 荷が動いて角が当たった |
| 特定の便で繰り返す | ルートの路面状況、積載量 |
破損の記録と積込の記録を突き合わせる
どちらか片方だけでは原因が分かりません。破損が起きた便の積込の記録を見ると、積み方に共通点が見つかることがあります。破損の記録は輸送中に破損したときの対応で扱っています。
同じ品目で繰り返すなら積み位置を決める
特定の品目で破損が続くなら、「この品目は必ず上に積む」といった決まりを作ると減ります。積込の記録があると、こうした判断ができます。
記録は責めるためではない
積込担当の名前を書くのは、状況を聞くためです。原因を人に紐づけると、記録が正直でなくなります。積み方の問題として扱います。
積込の記録を続けるために
積込は忙しい時間帯の作業なので、記録が重いと必ず飛ばされます。
| 止まる理由 | 続く形 |
|---|---|
| 書く項目が多い | 届け先ごとの個数と固縛の有無だけにする |
| 用紙が事務所にある | 積込場所にクリップボードで置く |
| ドライバーの出発を待たせる | ドライバーに渡す紙と兼ねる |
| 書いても使われない | 問い合わせがあったときに使ったことを共有する |
1便2分で書ける形にする
積込の記録は、出発前の慌ただしい時間に書きます。2分を超える様式は、忙しい日から順に飛ばされます。
役に立った場面を共有する
「先週の問い合わせ、積込の記録で解決しました」と伝えると、記録の意味が伝わります。使われている実感があると続きます。
単独の便は簡略にしてよい
1か所だけに届ける便は、順序の記録が要りません。複数の届け先を回る便だけ詳しく書くと決めておくと、手間が現実的になります。
積載の量そのものを見直す
積込の記録がたまると、便ごとの積載の量も見えてきます。ここは費用に直結します。
| 見えること | 次の手 |
|---|---|
| いつも荷台に余裕がある | 便を減らす。まとめて出す |
| いつも満載で積み切れない | 便を増やす。車両の大きさを見直す |
| 特定の曜日だけ集中する | 出荷の日を分散する |
| 1か所に少量ずつ何度も出している | まとめて出せないか客先と相談する |
小口の出荷が多いと便数が増える
同じ量を1回で出すか5回に分けるかで、輸送の費用は大きく変わります。積込の記録から、届け先ごとの回数と量を見ると、まとめられる先が見つかります。
まとめる相談は客先の都合も聞く
こちらの都合だけでまとめると、客先の置き場所を圧迫します。まとめて受け取れるかを相談してから決めると、双方の手間が減ります。
積み残しが出た便は記録に残す
積み切れずに翌日に回した荷は、記録に残しておきます。頻度が分かると、便数や車両を見直す材料になります。
積込の記録でつまずきやすい3つ
その1:ルートが決まる前に積み始める
回る順番が決まっていないと、積む順番も決められません。ルートを決めてから積込を始めるという順番を守るだけで、降ろすときの手間が変わります。
その2:固縛の有無を残していない
破損が起きたときに、固縛していたかどうかが分からないと原因を絞れません。「あり・なし」の2択でよいので1便ごとに残します。
その3:積んだ内容を記録していない
順序だけ書いて、届け先ごとの個数を書いていない記録をよく見ます。届かなかったときに使えるのは個数のほうです。順序は降ろす人のため、個数は問い合わせのため、と役割が違います。
その4:記録がドライバーに渡って戻らない
渡した紙が戻ってこないと、あとで確認できません。複写にするか、写真を1枚撮って手元に残すだけで解決します。
積込の記録は、届け先ごとの個数と固縛の有無を1便2分で書くだけです。この2つが残っていれば、届かなかったときも破損したときも、その日のうちに原因が絞れます。逆に記録が無いと、思い出せる人を探すところから始まり、たいてい原因が分からないまま終わります。
出したのにまだ着いていない分をどう数えるかは、輸送中在庫にまとめてあります。月末をまたぐと決算の数字に響きます。
積込の記録にかかわる最近の動き(2026年10月時点)
積込の記録をめぐっては、2023年以降、トラック運転者の働き方と荷主の責任の両面で決まりが続けて変わりました。運送事業者が書く「業務記録」の対象が広がり、荷主にも荷待ち・荷役の時間を短くする努力義務がかかっています。一次情報で確かめられたものを日付順に並べます。
| 時期 | 出来事 | 積込の記録への影響 |
|---|---|---|
| 2023年7月 | 国土交通省が「トラックGメン」を創設。荷主や元請事業者への是正指導を始めた | 長い荷待ちや契約にない荷役が、荷主側の問題として見られるようになった |
| 2023年10月1日 | 荷役作業の昇降設備の設置と保護帽の着用の対象が、最大積載量5トン以上から2トン以上の貨物自動車に広がった(労働安全衛生規則第151条の67・第151条の74) | 自社の構内で積む場合、踏み台や保護帽を用意しておく必要がある |
| 2024年2月1日 | テールゲートリフターを使って荷を積み卸す作業に、特別教育が義務づけられた(学科4時間・実技2時間) | 自社の作業員がリフターを操作するなら、教育の記録も要る |
| 2024年4月1日 | 自動車運転の業務に、時間外労働の上限(年960時間)が適用された(労働基準法附則第140条) | 積込で待たせる時間が、運転できる時間を削ることになった |
| 2024年11月1日 | トラックGメンが「トラック・物流Gメン」に改組され、約360名の体制に広がった。倉庫業者からの情報収集も行う | 倉庫での積込の待ち時間も、情報の対象に入った |
| 2025年4月1日 | 運送事業者が業務記録に荷待ち時間・荷役作業等を書く義務の対象が、車両総重量8トン以上などの車両から全車両に広がった(貨物自動車運送事業輸送安全規則第8条。2024年10月1日公布) | 小さな車両でも、積込の開始と終了の時刻が運送事業者の記録に残る |
| 2025年4月1日 | 改正物流効率化法で、すべての荷主に運転者の荷待ち時間・荷役等時間を短くする努力義務がかかった(物資の流通の効率化に関する法律第42条) | 荷主側でも、積込にかかった時間を把握しておく意味が出た |
| 2026年4月1日 | 年間の取扱貨物の重量が9万トン以上の荷主などが特定事業者に指定され、中長期計画の提出・毎年度の報告・物流統括管理者の選任が義務になった(同法第45条〜第48条) | 大きな荷主の構内では、積込の時間を数字で報告する体制が作られている |
積込の記録で効いてくるポイントは、運送事業者の業務記録と、荷主側の積込の記録が、同じ便について並ぶようになったことです。到着・積込開始・積込終了の時刻を荷主側でも残しておくと、両方の数字を突き合わせられます。
出典:業務記録への記録義務の対象が全車両に拡大(国土交通省 近畿運輸局)、貨物自動車運送事業輸送安全規則(e-Gov法令検索)、トラックでの荷役作業時における安全対策が強化されます(厚生労働省)、トラック・物流Gメンへの改組(国土交通省)、改正物流効率化法の施行について(国土交通省)、物資の流通の効率化に関する法律(e-Gov法令検索)
確認日は2026年10月3日です。業務記録と物流効率化法の扱いは国土交通省の地方運輸局に、荷役作業の安全と労働時間の扱いは所轄の労働基準監督署にご確認ください。
積込の記録に出てくる用語
積込の記録では、運送事業者と荷主で同じ作業を違う言葉で呼ぶことがあります。法令や国の資料で使われているものは、出どころと一緒に並べます。
| 用語 | 意味 | 出典 |
|---|---|---|
| 荷役作業 | 集貨や配達の地点での、積込み又は取卸し | 貨物自動車運送事業輸送安全規則 第8条第1項第7号ニ |
| 附帯業務 | 荷造り、仕分その他の、貨物自動車運送事業に附帯する業務 | 貨物自動車運送事業輸送安全規則 第8条第1項第7号ホ |
| 荷待ち時間 | 荷主などの都合で、貨物の受渡しのために待機した時間。到着の時刻が指示されているかどうかで、数え始めが変わる | 物流効率化法の規制的措置についての解説(国土交通省) |
| 荷役等時間 | 運転者が荷役や検品、仕分、ラベル貼りなどの附帯業務を始めてから終えるまでの時間 | 物流効率化法の規制的措置についての解説(国土交通省) |
| 偏荷重 | 荷台の上で重さが片寄った状態。生じないように積むことが運送事業者に求められている | 貨物自動車運送事業輸送安全規則 第5条第1号(語の定義規定はない) |
| 中抜き | 積み重ねた荷の途中から荷を抜き取ること。貨物自動車から荷を卸すときに禁止されている | 労働安全衛生規則 第151条の71(語の定義規定はない) |
| 固縛 | ベルトやロープで荷を荷台に固定すること | 法令上の定義はない |
| 第一種荷主・第二種荷主 | 運送を委託する荷主(発荷主など)と、運転者から荷を受け取ったり運転者に引き渡したりする荷主(着荷主など) | 物資の流通の効率化に関する法律 第42条 |
積込の記録で取り違えやすいのは、荷待ち時間と荷役等時間です。待っていた時間と、積んでいた時間は別に数えます。荷主側の記録でも、到着・積込開始・積込終了の3つの時刻を分けて書くと、どちらも出せます。
積込の記録と一緒に押さえておきたいこと
積込の記録は、順序と固縛を残すだけでも役に立ちます。ここでは、上位の記事ではあまり触れられていない論点を3つ置きます。
荷主側でも、積込の開始と終了の時刻を書いておく
運送事業者は、荷主の都合で待った場合の到着・荷役の開始と終了・出発の時刻を業務記録に書き、1年間保存することになっています(貨物自動車運送事業輸送安全規則第8条)。荷役作業等をした場合は、その内容と、荷主の確認が得られたかどうかも書きます。国土交通省の案内では、荷待ちは荷主の都合で30分以上待機したときが記録の対象とされています。荷主側の積込の記録に、到着・積込開始・積込終了の時刻を足しておくと、運送事業者から確認を求められたときに、同じ便の数字をすぐ出せます。様式の時刻欄は、積込順序・積載記録表の備考に書き足す形でも足ります。
100キロ以上の荷を積むときは、作業を指揮する人を決める
一つの荷の重さが100キログラム以上のものを貨物自動車に積み卸しする作業では、作業を指揮する人を定め、作業手順の決定や立入禁止、昇降設備と保護帽の使用状況の監視などを行わせることとされています(労働安全衛生規則第151条の70)。荷を卸すときの中抜きも禁止されています(同第151条の71)。積込の記録の「積込担当」の欄に、指揮した人の名前を入れると、決まりを守った記録にもなります。判断に迷うときは、所轄の労働基準監督署に確かめてください。
届かなかった荷と、破損した荷の記録をつなげる
積込の記録は、ほかの記録とつながって初めて原因が分かります。出荷前の確認で数が合っていたか、輸送中に破損が起きたか、まだ着いていない分をどう数えるかを、同じ便の番号で探せるようにしておきます。便名と日付を、出荷前確認・積込・破損の3つの記録で同じ書き方にそろえるのがポイントです。破損の扱いは輸送中に破損したときの対応にまとめています。
よくある質問
- Q. 複数の届け先を回るとき、どの順番で積めばいいですか?
- 降ろす順の逆に積んでください。最後に届ける荷を先に積み、最初に届ける荷を最後に積みます。現場では手前の荷を降ろすだけになるので、探す時間と降ろし間違いが減ります。ルートを先に決めてから積込を始めるのが前提です。
- Q. 積込の記録には、何を書けばいいですか?
- 日付と便名、車両とドライバー、届け先と回る順番、届け先ごとの個数、積込の順序、固縛の有無、積込担当の7つで足ります。品目の内訳まで書くと時間がかかるので、届け先ごとの箱数だけでも切り分けには使えます。
- Q. 積込の記録は、どんなときに役に立ちますか?
- 「届いていない」という連絡を受けたときに、そもそも積んだかどうかが分かります。積んでいなければ倉庫を探し、積んでいれば同じ便の別の届け先に降ろされた可能性を確認できます。破損が起きたときも、固縛や積み位置から原因を絞れます。
- Q. 忙しくて積込の記録まで手が回りません。
- 1便2分で書ける量に絞ってください。届け先ごとの個数と固縛の有無だけでも十分です。あわせて、用紙を積込場所にクリップボードで置き、ドライバーに渡す紙と兼ねると二度手間になりません。1か所だけの便は簡略にしてよいと決めておくのも有効です。
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本記事は一般的な業務の進め方を整理したものです。社内規程、契約条件、法令上の要件がある場合は、それらを優先してご確認ください。記事の内容は2026-10-03時点のものです。